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鉄筋、鉄骨、SRC…あなたはちゃんと違いを説明できる?プロが教える“構造の話”、超ざっくり解説!

不動産の知識

物件を選ぶときに必ず目にする「鉄筋コンクリート」「鉄骨造」「SRC造」って、一体何がどう違うの?――そんな疑問、実はかなり多くの人が抱えています。難しい言葉のままだとスルーしがちですが、建物の“構造”って、暮らしの快適さや安全性、資産価値にも大きく影響する超重要ポイントなんです!

この記事では、専門用語が飛び交う構造の違いを、思わず人に話したくなるくらい分かりやすく、そしてちょっと面白く解説していきます。

鉄筋コンクリート造(RC造)とは? ~重厚感ある“がっしり君”~

まずは定番、RC造=鉄筋コンクリート造。これは「鉄筋」と「コンクリート」を組み合わせた構造です。

  • 鉄筋:引っ張る力に強い
  • コンクリート:押しつぶす力に強い

この2つがタッグを組んで、耐震性・耐火性バツグンのがっしり構造を実現!

駅チカ子さん
駅チカ子さん

マンションや公共施設に多く使われていて、遮音性も高いため「音が気になる人」にもピッタリです。


✅ メリット:防音◎/火災に強い/資産価値が落ちにくい
❌ デメリット:建設コスト高/冷暖房効率△(夏暑く冬寒い傾向も)

鉄骨造(S造)とは? ~スリムでしなやか“スタイリッシュ兄さん”~

次にS造=Steel造=鉄骨造。読んで字のごとく、鉄の骨でできた構造です。

  • 軽量でしなやか、地震に強い
  • 柱や壁を少なくでき、広々空間がつくれる
駅チカ子さん
駅チカ子さん

一戸建てからオフィスビルまで幅広く活用されています。大空間を活かせるので、吹き抜けや開放的な間取りにしたい人に◎。

✅ メリット:広い空間を作れる/地震に強い
❌ デメリット:遮音性や断熱性はRCより劣る/サビ対策が必要

SRC造とは? ~最強コンボ“超ハイブリッド戦士”~

そして最後に出ました、SRC造=鉄骨鉄筋コンクリート造。これは「鉄骨+鉄筋コンクリート」のミックス構造で、RCとS造の“いいとこ取り”。

  • 高層ビルやタワーマンションで多用される“構造界の王様”
  • とにかく強い、そして重い(笑)

駅チカ子さん
駅チカ子さん

耐震性、耐火性、耐久性、どれもトップクラスで、まさに「建物界のエリート構造」です。

✅ メリット:高層建築でも安心感/資産価値が高い
❌ デメリット:コストが非常に高い/冷暖房の効率はRC同様にやや課題

【図解】ざっくり構造比較表(保存推奨!)

構造耐震性遮音性建築コスト資産価値向いている人
RC造音に敏感な人、高層志向
S造広い間取りが好きな人
SRC造◎◎×◎◎ハイスペック志向

物件の“顔”だけじゃなく“骨格”にも注目しよう!

物件探しは、立地や間取りだけでなく「構造」にも目を向けると、失敗しない家選びができます。

  • 音を気にするならRC造
  • デザインや広さを重視するならS造
  • とにかく安心感&ステータス重視ならSRC造

それぞれの個性を知って、自分にぴったりの住まいを選んでくださいね。
ちなみに、不動産エージェントの私の一言としては…構造を理解すると、物件選びの「見る目」が一段アップします!

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